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実在した狼男

 満月を見ると狼男へと変わる・・・ 皆さんが思い描く狼男像だと思います。 あくまで空想の世界・・・ いえ、歴史を振り返ると実際に狼男は存在したんです。本日は実在した狼男のことを紹介しましょう。

 1,589年、ドイツ高知のコロン近くのベドブルグで、ペーター・シュトンプという男が捕らわれて処刑された。処刑されたシュトンプこそ狼男であり25年もの間、人間を殺しては、その血を吸い、肉をむさぼり食ったのである。

 ペーター・シュトンプは悪魔に魂を売り渡し、彼に身につけると狼に変身することができる『狼の毛皮で出来た腹帯』を与えたのである。

 こうしてペーター・シュトンプは残虐な狼男としての道を歩み出した。人里離れた野原を一人で歩いている人間を見つけると、ただちに狼男へと変身襲いかかり、そのノドを裂き、肉を噛み砕き、骨をバラバラにしてしまうのだった。 しかし一方では、時折ベドブルグの街をきちんとした身なりで歩き、顔見知りの人間に礼儀正しく挨拶し普通の生活を送った。しかし、これにも目的はあり、自分の餌食になりそうな女や子供を物色していたのである。恰好な獲物が見つかると人ごみから孤立する瞬間を待ち、すかさず襲いかかり、野原に引きずりこんで凌辱した。その後は、狼男へ変身し、心ゆくまで相手の体を噛みちらし、残忍な欲望を満たしていたのである。

 いつどうやって結婚したかは不明だが、ペーター・シュトンプには一人の美しい娘がいた。名をビールといい近所でも評判の美人だった。しかしペーター・シュトンプは実の娘にまで、自分の異常なまでの欲望を抑えることができなかった。不幸なことにビールは妊娠してしまい、子供が生まれてしまった・・・ ペーター・シュトンプの異常なまでの欲望は実の妹に対しても向けられた。妹はキャサリンといい美人だったが、その肉体を襲って暴力的なものにして以来、キャサリンはすっかり彼の奴隷同然になってしまった。

 ペーター・シュトンプは25年もの間、人目をくらましながら殺害行為を続け、無数の男女や子供が彼の異常な欲望の犠牲となった。ベドブルグ界隈の住民は、いつ自分が狼男のされるかと、日々おびえて暮らしていた・・・

しかし、ペーター・シュトンプもついに最後の時を迎えることになる。


 猟犬を引き連れた武器を持った捜索隊に森の奥に追い込まれる。彼は牙を向き、吠え、四つん這いで逃げ回り、力つきるまで人間離れした体力を見せた。しかし、観念したペーター・シュトンプは『狼の毛皮で出来た腹帯』を外した。 すると、そこには狼男の姿は消えペーター・シュトンプの姿が現れたのである。

 捕らわれたペーター・シュトンプは、拷問にかけられたすえ、過去の一切の犯行を告白した。そして、どんな魔法を用いて悪魔から帯を手に入れたのかも告白した。その、『狼の毛皮で出来た腹帯』は逮捕されたときに谷に投げ込んだと言ったので当局は探させたが見つかることがなかった・・・ ペーター・シュトンプは牢に閉じ込められ、彼の娘のビール、妹のキャサリンもペーター・シュトンプの悪行を知りながら、それを手助けしたと判断され、ペーター・シュトンプと共に殺人罪に問われ有罪を宣告された。

 1,589年10月28日、ついに次のような判決が下された。ペーター・シュトンプは、主犯として、まず体を刑車に縛りつけ、真っ赤に熱した釘抜きで10箇所以上の骨から肉を剥がす。その後、脚と手を斧で砕き、頭を体から切り離し、死体は灰になるまで焼く。ビールとキャサリンも同日同刻火刑に処し、灰になるまで焼く。 そして同月の31日、ベドブルグの町で、ドイツの王子をはじめ、多くの見物人の前で彼ら3人の処刑が執行された。

 ペーター・シュトンプが谷に捨てたと言われる『狼の毛皮で出来た腹帯』・・・ いつかまた誰かの手に渡り歴史的虐殺が繰り返されるかもしれない・・・
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呪われた事件
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都市伝説・噂話

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