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謎の発光体につきまとわれた母子の恐怖

 茨城県水戸市で、塾へ送迎中の母子が謎の飛行物体につきまとわられるという、奇妙な事件が起こった。
 1987年10月13日夕方、同市に住む主婦、小野瀬保子さんさん(当時34歳)は、長男の昭彦くん(当時13歳)、次男の智久くん(当時10歳)を乗せて自宅近くの農道を走行していた。その日は雲ひとつない上天気だった。あたりは畑だらけで、街灯も人家もないところにさしかかった。

 と、そのときだ。智久くんが前方の西の空に3個の発光体を見つけた。それは群れをなすようにフワフワと滞空していたのである。智久くんは昭彦くんにもそれを指さして教えた。

 「星だ」  「いやヘリコプターだ」2人は車内でその正体をめぐって言い合いになったが保子さんはとりあわず、そのまま車を走らせて目的地である塾に昭彦くんを送り届けた。その帰宅途中も怪物体は滞空し、さして気にもしなかった彼女は家に帰った。

 午後7時少し前、今度は昭彦くんを塾に迎えに行くために、保子さんは智久くんを乗せてふたたび農道を走行していった。すると、また奇妙な発光体と遭遇したのである。ふたりは「なんだろうね」という言葉を交わすだけでそのまま塾へと向かい、昭彦くんを乗せて家をめざしたが、そのとき智久くんが車の後方に明るいオレンジ色の認めて母と兄に知らせた。

 この物体が、突如として恐怖の行動をとった。車の脇をそれ自体の発光で威嚇するかのように接近し、車を追いかけ始めたのだ。車を停止すると、発光体も停止するという行為を繰り返したのである。物体までの距離は100メートルぐらい。その全体が発光していたために、形状はよくわからなかった。

 「もしかしたら、誘拐されるのではないか?」そんな恐怖に苛まれつつ、保子さんはアクセルを踏み続け、自宅にたどりつくや急いで子どもたちと家の中に逃げ込んだ。その後、3人は一階の窓越しに怪光の様子をうかがった。すると怪光は家の前にやってくと静止し、滞空しながら水銀灯のようなまぶしく強烈な光を放ち始めたのである。

 このときはじめて、この怪光が卵型をしていること、大きさが大人の頭くらいであることがわかった。さらに観察していると、物体は、家の上空でグルグルと旋回したあと、東の方向でいったん停止し、つぎの瞬間、ゴーッというエンジン音のような奇妙な音を発し、数秒後にスーッと南の方角に飛び去ったのである。保子さんは恐怖のあまり、この光景を凝視できずにその場にしゃがみこみ、ときおりカーテンの隙間から天窓を通して外の様子をうかがっていた。

二階に上がり、物体の行方を追った。すると、はるか南の空に発光体がある。しかも、その数が3~4個に増えており、まるで虫が群れ飛ぶように飛びかっていたのである。そして、さらに驚愕すべきことが起こった。約一分後、それが明滅すると、突如、北東の空にバスほどの大きさがある葉巻型をした物体が現れたのだ。この葉巻型物体の先端から放射される強烈な光は、先の発光体の群れに呼応するかのごとく明滅を繰り返した。その後、葉巻型物体が南に向かって移動していくと、発光体の群れも、それに吸いつくような形で移動していったのだ。 

 もしかしたら、母子の誘拐が未遂に終わってしまったUFOが、待機していた母船に収容されて帰還していったのかもしれない。
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category
未確認飛行物体~UFO~
genre
theme
怪奇・超常現象

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  • 2011⁄07⁄30(土)
  • 02:24
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